女性起業塾 自分が商品編:自分が商品であると覚悟することが起業の第一歩

他で買えない商品を扱っているわけでも一番安い分けでもありません。でも、売上のためにはお客様に来てもらわないとならず、自分らしく働くためにはお客様を選ばないとなりません。そのため、自分自身が商品であると覚悟し、ブランディングしないとならないのです。女性起業塾ではその覚悟を意識してもらっています。

 

1.残念ながらお客様があなたから買う必要はないのです

正直な話、あなたの商品は日本一のものではありません。
良いものではありますが、他で手に入れることが出来ます。

他のお店なら、もっと安いかもしれませんし、特典が付いているかもしれません。
アフターサービスが良いかもしれません。

絶対に、あなたから買わなくてはいけないという理由はないのです。

こんなことを言うと怒られてしまいますが、でも、事実です。
商品だけで考えると、お客様があなたから買う必要はないのです。

 


 

 

 

2.お互いに選び合う関係

女性が起業する場合、
・自分らしい生き方ができること
・想い(理念)を実現できること
・家族との時間を大切にし、子供の世話や送り迎えができること
・資金は300万円まで、これ以上はつぎ込まないこと
・リスクはとらない(借金はしない)こと   ※しかも、夫はひがんで非協力的、、、
という厳しい条件があります。
ここで最も重要なのは、「自分らしく働ける」と言うことだと思います。

少し非常識に思えるかもしれませんが、自分らしい働き方をするためには、
・嫌なお客様とはつきあわない
・お客さまに振り回されない
という大胆な発想が必要です。

これを実現するためには、「嫌みのないこちらの言うことを聞いてくれるお客様」を選ばなくてはなりません。ですから、「お得意様による口コミで固定客を増やすこと」が必要なのです。
※これは、小売りでないとできないことです。この塾の対象者が小売りで起業するする方に絞り込んでいるのはこのためです。

「嫌な感じがせずこちらの言うことを聞いてくれるお客様」にお得意様になっていただくには、相性が大切です。お客様も好感を持って信頼してくれ、こちらも、気にかかる大切な方と思えるような関係、、、相思相愛の関係です。

 

 

3.商品以外のところにここで買いたいという高い価値を感じている

一方、実際にお店を開いてみると、最初に想定したお客様ではないお客様がお得意様になる場合が多いものです。お店を出す場合、○○なひとに買っていただこうと思って始めます。

しかし、そうはなりません。

例えば、飲食店なら3年で85%が潰れています。
つまり、ほとんどのお店では、想定していたお客様が買ってくれていないということなのです。

わたしたちは、自分らしく働くためには、お客様を選ばなければなりません。
しかし、想定していたお客様は買ってくれないです。

その原因は、こちらが自信を持って出している商品に対して、肝心のお客様がよいと思っていないということです。お得意様になってくれているお客様は、商品以外のところに「ここで買いたいという高い価値」を感じているのです。

商品以外のところ、、、その多くが、「販売しているひと」自身です。

結局、ひとのブランディングが必要なのです。

 

 

seminarp

 

 

4.顔をきちんと出すことが起業の第一歩

・商品だけで考えると、お客様があなたから買う必要はない
・嫌いでなく言うことを聞いてくれるお客様にお得意様になっていただくには相性が大切
・販売者のブランディングが必要

この3つから、販売するひと、あなた自身が商品だと言うことがよく分かると思います。

しかし、大抵の方は、自分を商品と思っていません。思いたくないのかもしれません。

ですから、HPを作っても、トップページに自分の顔を出していません。
Facebookにさえ顔を出していない方が多くいます。

それなのに、自分の理念や想いを思い切り書いているのです、、、。

 

これでは、商品が隠されたまま、仕様書だけを読まされているようなものです。
いくら崇高な想いがあって起業したとしても、想いは伝わりません。
買うことなど、その先の先です。

自分が商品であると覚悟して顔をきちんと出すことが起業の第一歩です。

 

■下記は株式会社イーテック小野社長のHPです。浄水器という難しい商品を全国に通信販売して大成功しています。

小野社長は、商品の性質から、お客様からいかに信頼を得るかということに常に苦心しており、多くのお客様の声、権威のある方のインタビューなどをできる限り多く掲載しています。
その中でも、信頼を得る基本としてHPのトップに自分の顔を出すことを行っています。
決してイケメンではありません。しかし、これだけまっすぐ顔を出されると、信頼できそうな感じがします。

HPkaodashi

 

 

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工藤 英一

工藤 英一 について

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
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