新商品開発 第2章3)バイヤーに会う方法と小売店に直接売り込む方法

バイヤーと会うには展示商談会が一番です。国内外の展示会や商工会議所や役所主催ののものもあります。小売店に売り込むと断られることが多いのですが、新商品を求めているところも少なくありません。

 

2章 新商品の販路を切り開く!

3)バイヤーに会う方法と小売店に直接売り込む方法

①バイヤーに会う方法

日本のバイヤーを探すのであれば、

商工会議所主催の商談会や「ベンチャーフェアJAPAN」があります。

J-Net21の支援情報ヘッドラインでも、様々な展示会情報を収集できます。

ここで重要なのは、「展示会」ではなく「展示商談会」と書かれているものに参加することです。

アメリカ展示会
アメリカのバイヤーの探すのであれば、

アメリカのギフトショーに出すことです。

ギフトショーはニューヨークなど主要都市で開かれていて、全米のバイヤーが集まってきます。

ギフトショーは単なるショーではなく、その場でどんどん商談が決まっていきます。

1カ所で多くのバイヤーと交渉することが出来るようになっており、「売り」に直結しているものなのです。

JETROが数十社の会社をまとめて出展しています。

 

ネットでバイヤーを探すことも出来ます。

JETROページからは実際にバイヤーを探し注文をもらっている方もいます。

・JETROの引き合い案件データベース  http://www.jetro.go.jp/ttppoas/indexj.html

・Alibaba.comでもバイヤーが探せます。 http://www.alibaba.com/

 

 

■注1 展示会のデザインは自社でやるべき
展示会におけるブース空間の設計やデザインは、会社のブランディングそのものとなりとても重要です。

商品をアピールするものですので、デザインは自社で考え抜いて作らなければなりません。

 

 

■注2 百貨店においてもらえない場合
百貨店自体には置いてもらえない場合、出店しているテナント店に売ることも考えてみます。

各テナントが展示販売している場合がよくあり、テナンに業者の営業が直接売り込んでいたり、各々テナントのバイヤーが買い付けたりしています。

 

 

②小売店に直接売り込む方法

小売店

■直接小売店に売り込むと

大抵、「うちは問屋を通してもらわないと取引できないから」と言われます。

そんな時は、問屋を紹介してもらいましょう!

問屋の名前だけでも聞けたら、そこに営業にいけます。

そして問屋で断られても、どこに行ったらいいのかを聞いて、勉強するのもいいかもです。

断られても次に行くトコを必ず紹介してもらうように話を進めていくと良いですよ。

 

 

■小売店でも、直接購入してくれるところは結構あるので調べてみましょう?

東急ハンズやイトーヨーカド、などは、バイヤーの判断で商品を仕入れてもらえます。

「新商品提案受付」で検索すると山のように様々な企業の新商品募集サイトが出てきます。

https://www.itoyokado.co.jp/ap/voice/idea/co_form
http://www.oaklawn.co.jp/entry/
http://procure.docomo-de.net/corporate/procure/jp/stepReception.action
http://www.wingss.co.jp/entry/
http://www.family-life.co.jp/proposal.html

 

<東急ハンズ新商品募集サイト>
https://www.tokyu-hands.co.jp/company/sinsyohin-01.html

<ロフト新商品募集サイト>
http://www.loft.co.jp/openbuying

 

 

■商店会の会長に紹介してもらうことも検討するべきです

そのお店が商店会に所属しているのであれば、商店会の会長に紹介してもらうことも方法のひとつです。

まず、そのお店のある市や区役所の商業振興課などに行き、そのお店の所属している商店会の会長を紹介していただきます。

次に、会長にそのお店のオーナーを紹介していただくことを依頼します。

断られた場合には、「商店会の集まりで新商品を紹介する機会をいただけないか」交渉します。

多くの場合、5分程度であれば時間をいただけますので、分かりやすいパンフレットを作りプレゼンをさせていただきます。

 

 


■全国商工会議所用小冊子WEB版 「新商品新サービス開発&販路開拓」  目次
第1章 新商品開発の非常識
1)他人が欲しがるものが新商品
2)スティーブジョブスのすごい妄想力?
3)買って使って感動してまでが新商品開発です
4)本当に良い新製品を開発できたと思ったらアメリカで売りましょう
5)新商品のこえるべき3つの絶壁
6)いくら宣伝しても「売れない商品」は売れません
第2章 新商品の販路を切り拓く
1)9つの販路開拓成功物語
2)販路開拓の基本のキ
3)バイヤーに会う方法と小売店に直接売り込む方法
4)東急ハンズとロフトのバイヤーへの売り込み方
5)バイヤーは常にヒットの芽を探しています
6)ヒットするのはバイヤー目線よりお客様目線
第3章 新商品のコンセプトを作る10の方法
1)トレンドを無視してヒット商品はつくれない
2)新商品を開発するときの3つ基本戦略
3)不満・悩みから新商品を考える方法
4)ヒット商品から新商品を考える方法
5)他人のアイディアから新商品を考える方法
6)「変わった使い方をしている方」を見つけて新商品を考える方法
7)ヒットのパターン例から新商品を考える方法
8)オズボーンのチェックリストを使って新商品を考える方法
9)新サービスのコンセプトの作り方
10)キーワードから新サービスを考える
11)最も強力な新商品の開発方法 「すべて真似る」
第4章 すごい製品を開発する
1)新商品開発でどのコア技術を磨けば良いのでしょうか?
2)定食屋さんやケーキ屋さんの新商品開発のコツ
3)常連さんを増やすことをダイレクトに狙った新商品の開発方法
4)新サービス開発を成功させる要
5)ヒットメーカーはすごい技術を外から持ってくる
第5章 すごい製品をヒット商品に仕上げる
1)製品を売れる商品に作り込んでいく
2)90点になるまで絶対にあきらめない
3)新商品のネーミングと隠喩
4)短時間で簡単に誰でも良いデザインを作る方法
5)新商品に高い信頼性をつける
6)正しいお客様をとことん楽しませ話題を作ります

 

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工藤 英一

工藤 英一 について

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
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新商品開発 第2章3)バイヤーに会う方法と小売店に直接売り込む方法 への4件のフィードバック

  1. ピンバック: 新商品開発 不満・悩みから新商品を考える方法 | 新商品開発 | 商売に必要なノウハウをすべてのひとに!

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  3. ピンバック: 新商品開発 正しいお客様をとことん楽しませ話題を作ります | 新商品開発 | 商売に必要なノウハウをすべてのひとに!

  4. 谷神誠心 のコメント:

    ペットボトルで鞄を作りました❗
    商品化したいです❗

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