山口県の小さなケーキ屋さんのfacebookページは凄い! 「いいね!」を増やすと商品が売れる

 「facebookページは販売には向かない。「いいね!」を増やしブランディングに使うものだ!」とよく聞きますが、そうではありません。ここのファンは、商品の記事に一番注目していて、商品の記事に一番惹きつけられているんです。

 

TOP

1.ファンよりも話題にしている人が多いので、話題をうまく選べば新規のファンをもっと増やせる

山口県の宇部にある小さなケーキ屋さんなのですが、7月6日 現在 合計:いいね! 113人 、 ここ1週間: 話題にしている人151人 、 チェックイン 12件です。https://www.facebook.com/cake.royal

アクティビティ6月 「いいね!」と言っている人  28   話題にしている人 351    チェックイン 2
アクティビティ5月 「いいね!」と言っている人 14   話題にしている人256
アクティビティ4月 「いいね!」と言っている人 26   話題にしている人 70

グラフ2

■このいいね113人というのは相当な数なのです。

ユーザー数

愛知県のfacebookをやっている人の割合は2.4%しかありません。
対して、東京のfacebookをやっている人の割合は25%以上あります。

単純計算でも、このお店を東京のお店に換算すると、1000人以上のファンがいることになります。
また、コメント書いてくれる割合の高さから、かなり濃いファンがついていることが分かります。

■つまり、このお店は、1000人以上の濃いfacebookファンがついているお店なのです。

自店の地域の周辺の方を中心にファンのいなっていただいていた場合、これ以上増やすのは難しいと思われます。
facebook自体を使う人が増えてくるのを待たなければいけないかもしれません。

 

 

2.新規のいいね(ファン)を増やすには、「ファンになった方が良いとも思わせる話題」の提供と拡散が必要

 

グラフ1

6月19,20日に新規いいねが増えている
=20日に夏アップルパイの販売が開始されるため
店長シェア=115人がいいね

6月22日に話題が急激に増えている
夏アップルパイの販売20~22日のため、22日は最終日

6月28日の話題の増加は、夏アップルパイのパンフレット完成
店長シェア105人がいいね

6月7,8日の話題の急増は、5月29日以来の投稿のため=投稿されると見に来る

※話題の増加と新規いいねの増加がマッチしていない=日頃話題にしているのは仲間内
新規いいねは、限定夏アップルパイの販売に合わせて増加している

話題になるから新規のいいねが増えるのではなく、ファンになったほうがいいと思ったからファンになった

 

 

3.いいね、コメント、シェアを投稿記事ごとに見ていき、表にすると、、、

1)いいねの多い順でみていくと

表いいね

いいねの多い順でみていくと、、、正直、特徴が良くわかりません。
いろいろな投稿についていいねが結構な数ついており、真っ黒な写真にさえ6ものいいねがついています。
この場合、いいねがどこまで意味があるのか、疑問です。

 

 

2)シェアされているのを多い順でみていくと

表シェア

シェアされているのを多い順でみていくと、店長との関係が深い話題がシェアされているように見えます。
新商品では店長の思い入れの深いモノが、お知らせでも特に大事なお知らせがシェアされています。
あと、写真が良い商品もシェアされています。

店長やお店の応援団が、シェアしているように思えます。

 

3)コメントが多いものを見ていくと
コメントは、その投稿記事にいいねされた数にに対してコメントの数の割合を出し、20%以上jについてみています。いいねが増えるとコメントも同様に増えると傾向があると考えているからです。

表コメント

 

コメントが多いものを見ていくと、新作商品と重要なお知らせに多くコメントされているのが分かります。
このfacebookページを見ている人は、新商品にとても目がないようです。

 

 

4.8種類の記事から商品の販売戦略がわかる

いいね:多い  シェア:多い  コメント:多い=皆に人気の商品
いいね:多い  シェア:なし  コメント:多い=写真が良くない シェアしにくい記事
いいね:多い  シェア:多い コメント:少ない=人気商品などの重要なお知らせ
いいね:多い  シェア:なし  コメント:少ない=普通のお知らせや商品

いいね:少ない シェア:ない コメント:少ない=お客様の写真のシェアなど
いいね:少ない シェア:多い コメント:多い=店長の思い入れのある商品
いいね:少ない シェア:多い コメント:少ない=なし
いいね:少ない シェア:ない コメント:多い=好きな人は大好きな商品

人気商品

デザイン

重要なお知らせ

お客様写真シェア

「いいね:多い  シェア:多い  コメント:多い=皆に人気の商品」から、誰にでも受ける商品がわかります。ひとを多く引き付ける商品で、キャンペーンなどに使うとかなり集客が期待できます。

「いいね:少ない シェア:ない コメント:多い=好きな人は大好きな商品」から、好きな人は大好きな商品が分かります。大好きと思っているお客様にダイレクトにアピールできると、確実に売れる売上高を支えてくれる商品です。

 

 

普通「113人しかファンの良いないfacebookページに何ができるのか?」と思いがちですが、この小さなfacebookページで効果的なお店の販売戦略が組めるのです。・チラシの撒き方も、品揃えも、ターゲット顧客も、もっともっと良いものにできます。
・集客だって変わります。

ファンの人数やいいねの数も大切ですが、いいねの質がいいと販売につなげられるのです。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 山口県の小さなケーキ屋さんのfacebookページは凄い! 「いいね!」を増やすと商品が売れる
このエントリーを Google ブックマーク に追加
[`google_buzz` not found]
[`yahoo` not found]
[`yahoo_users` not found]
[`yahoo_buzz` not found]
[`livedoor` not found]
[`livedoor_users` not found]
LinkedIn にシェア

工藤 英一

工藤 英一 について

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
カテゴリー: SNS パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です