新商品開発 第3章3)不満・悩みから新商品を考える方法

不満があるのに手を打たれていないこと、なぜかあきらめてしまっていること、常識が邪魔して放置されていること、、、が見つけられれば大きなチャンスです!

 

3)不満・悩みから新商品を考える方法

不満があるのに手を打っていない問題を見つけることが出来れば最高です。

では、肝心の不満をどうやって集めるのかというと、

・アンケート調査、店頭でのお客様との会話
・お客様同士の会話
・ターゲット顧客の集まりに参加して収集する
・他の店に行きお客さんの会話や行動を情報収集する

などいろいろな方法があります。

 

 

bookonbook

■不満から生まれた商品としては、「BOOK on BOOK」と言う商品があります。

この新商品は、読書時のイライラから生まれた商品です。

お茶を飲んだりお菓子を食べたり、何かをしながら本を読むときに勝手にページがめくれてしまいイライラしましたが、これを開いておきたいページにポンと載せておくと本が読めるのです。

透明で美しいデザインなので、インテリアとしての価値も高いです。

しかし、商品は、単に透明なアクリル板を熱で本の形に合わせて湾曲させただけのものです。

価格も5880円と高いです。

それでも、雑誌で紹介されると3日で初回生産量を完売したのです。

 

 

 

発言小町

■不満の検索方法はいくつかあります。

①googleで 「○○ 不満」 で検索します

②女性の不満や悩みの場合には、
・発言小町 http://komachi.yomiuri.co.jp/ で検索できます。
・ベネッセウイメンズパーク http://women.benesse.ne.jp/ でも検索できます。
・SNSジネコで検索
http://www.jineko.net/forum/%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AE%E5%BA%83%E5%A0%B4/114937/

③男性の不満や悩みを検索する場合、男性向けの相談サイトはないので、「教えてgoo」 http://oshiete.goo.ne.jp/ や「yahoo知恵袋」 http://chiebukuro.yahoo.co.jp/ などでの悩み相談がヒントになります。

④障害者の不便や不満を書いているブログ http://plus-handicap.com/

 

■事例
「今までにない新しい塾を始めたい」と考えている場合、どのような塾ならヒットするのかを不満から調べていきます。

英会話

 

①googleで「教育 不満」で検索すると英語教育に関する不満が出てきます。
しかも、不満はあるのに対策は打っていないことが分かります。

EX 9割近くが日本の英語教育に不満 (楽天リサーチ 2012年11月29日 )
9割近くが日本の英語教育に不満。「実用的な英語が向上しない授業内容」や「英語を話す機会が少ない」などビジネスシーンや日常会話で通じる英語教育を求めている親が多い。ただし、英会話教室など学校以外の塾や施設に子どもを通わせているのは2割に留まり、学校の英語教育に不満はあっても、それ以外の手段で英語を学ばせていない親が大多数であることも分かった。

②そこで、英会話教室への不満を調べてみます。
すると下記のアンケート結果 http://venture-plus.com/news/8697 が出てきます。

1 位 41.6% 価格が高いこと
2 位 15.4% レッスンの人数が多くて話す時間が少ない
3 位 11.5% グループレッスンだとスケジュールが合わない

さらに、「英会話学校 話せるようになる」で検索すると、「話せるようにならない」という話ばかりがヒットします。つまり、英会話学校も「費用が高いばかりで話せるようにはならない」と思われているのです。

英語が話せる容易なるための方策を調べていくと、ネイティブの人と話すのが一番良いと言うことが分かってきます。

 

③他人のアイディアを利用する
そこで、アイデア掲示板 – ジヌクス(http://www.jynux.com)で「英語 勉強」で検索してみます。

すると、下記のアドバイスが見つかりました。
===========
もしネイティブと接する機会がなければほんの少し自己投資をしてでも
・外国人も参加しているボランティアに参加してみる
・在日外国人の生活サポートボランティアに参加してみる
・英語で料理を学べるクラスをネットで探してみる
・英語が使えるアルバイト案件を探してみる
・自己アレンジで海外旅行に行ってみる
などなど…実行されてみてはいかがでしょうか
===========

ボランティアや料理などの作業を一緒にしながら会話を覚えるのが良いと言うことです。

 

④アイディア出し

英会話喫茶などは良く聞きますが、ボランティアや料理教室などもあることが分かります。

部屋で向かい合って座って会話をするのではなく、料理や大工仕事やデザイン作りなどを一緒にしながら、必要だからこそ話していくというシーンが、英会話塾の姿として見えてきます。

 

新しい塾として、
「生徒に、外国で生活しているようなシーンを安価に提供する英会話塾」
というアイディアが浮かんできます。

外国人と一緒に住むシェアハウスなども先行事例としてヒントになります。

 


全国商工会議所用小冊子WEB版 「新商品新サービス開発&販路開拓」  目次
第1章 新商品開発の非常識
1)他人が欲しがるものが新商品
2)スティーブジョブスのすごい妄想力?
3)買って使って感動してまでが新商品開発です
4)本当に良い新製品を開発できたと思ったらアメリカで売りましょう
5)新商品のこえるべき3つの絶壁
6)いくら宣伝しても「売れない商品」は売れません
第2章 新商品の販路を切り拓く
1)9つの販路開拓成功物語
2)販路開拓の基本のキ
3)バイヤーに会う方法と小売店に直接売り込む方法
4)東急ハンズとロフトのバイヤーへの売り込み方
5)バイヤーは常にヒットの芽を探しています
6)ヒットするのはバイヤー目線よりお客様目線
第3章 新商品のコンセプトを作る10の方法
1)トレンドを無視してヒット商品はつくれない
2)新商品を開発するときの3つ基本戦略
3)不満・悩みから新商品を考える方法
4)ヒット商品から新商品を考える方法
5)他人のアイディアから新商品を考える方法
6)「変わった使い方をしている方」を見つけて新商品を考える方法
7)ヒットのパターン例から新商品を考える方法
8)オズボーンのチェックリストを使って新商品を考える方法
9)新サービスのコンセプトの作り方
10)キーワードから新サービスを考える
11)最も強力な新商品の開発方法 「すべて真似る」
第4章 すごい製品を開発する
1)新商品開発でどのコア技術を磨けば良いのでしょうか?
2)定食屋さんやケーキ屋さんの新商品開発のコツ
3)常連さんを増やすことをダイレクトに狙った新商品の開発方法
4)新サービス開発を成功させる要
5)ヒットメーカーはすごい技術を外から持ってくる
第5章 すごい製品をヒット商品に仕上げる
1)製品を売れる商品に作り込んでいく
2)90点になるまで絶対にあきらめない
3)新商品のネーミングと隠喩
4)短時間で簡単に誰でも良いデザインを作る方法
5)新商品に高い信頼性をつける
6)正しいお客様をとことん楽しませ話題を作ります

 


工藤 英一

About 工藤 英一

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
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