女性起業塾 事業計画編:大切にしたいことを守りながら実現したいことを現実にする

起業とは自分の夢を実現させるための手段です。起業すること自体が目的なのではありません。女性起業塾では、起業することよりも起業を使って実現したいことを重視しています。

 

1.金融機関のための事業計画と自分のための事業計画

単にお金が欲しければ、儲けるためになんでもしましょう。
時間が欲しければ、いかに他人にやらせるかを考えましょう。
有名になりたければ、勝間和代さんの『「有名人になる」ということ』を読みましょう。

シングルマザーを応援したいと思うなら、シングルマザーのニーズやシーズ、置かれている現実をよく調べ、どのようなことが喜ばれ助けになるのかを考え抜かないといけません。その上で、自分に出来ることと比べながら、トライアンドエラーを繰り返し、サービスを作り込んでいくことが必要です。

 

本当にしたいことは何なのでしょうか?
大切にしたいことはなんなのでしょうか?

したいことのために大切にしていることを犠牲にすることは出来ません。

自分のしたいこと、大切にしていることを見える化して、大切にしたいことを守りながらしたいことをして、実現したいことを現実にしていくことが必要です。

実現したいことだけを考え、そのためにストレートな事業計画を立てて頑張ってみても、自分が疲弊していくだけです。
自分の中に矛盾を抱え、行き詰まってしまいます。

そのため、わたしたちが作らなければいけない事業計画とは、「売上を確約するような事業計画」ではなく、「大切にしたいことを守りながら実現したいことを現実にする計画」なのです。

 

 

 

2.1年で半分が消え5年で9割が消える

子供の成長を見守りながら、好きなケーキ作りをもっと上手くなって教室を開きたい
英語をもっと勉強して、海外旅行を知人や友人にアレンジ出来るようになりたい
子供を育てながら、子育てママさんを応援するマッサージのお店を持ちたい
家族との時間を多くするために、独立して自宅で司法書士事務所を開業したい
両親の面倒も見たいので、家でエステ教室を開きたい
子供を育てながらデザイナーとして活躍もしたいので、自宅でフリーランスのデザイナーとして開業したい
高齢者の両親のために作った塩分控えめの健康料理のノウハウを、同じような主婦の方に教えていあげたい
とにかく社長になって高い給料が欲しいので、フランスから化粧品を輸入して販売する会社を立ち上げたい
また美容師を始めたいので、託児所付きの美容院を開業したい
イラストの仕事がしたいので、自分のイラストギャラリーのHPを作り、家を喫茶店にして自分のイラストを飾りたい
元看護師なのだが昔からネイリストになりたかったので、資格を取って開業したい
フリマデ自作雑貨を販売しているが、来年には自分の家で雑貨屋を開きたい

多くの場合、子供や高齢の親の面倒を見なければいけないという現実があります。
そのため、起業するのにも、場所と時間が限られます。
資金も少ないのが普通です。

これらを乗り越えるためには、本当に自分のしたいことをしなければなりません。

 

起業しても、5年残っている会社は1割程度しかありません。
1年で半分が消え、5年で9割が消えます。

起業の最大の成功要因は、「続けること」です。
資金でもなければスキルでもありません。

続けていれば、いろいろ分かってきて改善も出来ます。
改善し続ければ、必ず上手くいきます。
しかし、途中で止めたら絶対に成功しません。

もちろん、資金にも限界があるので撤退も考えなければなりません。
だからこそ、費用を掛けないでスタートすることが大切なのです。

 

 

3.したいことをマインドマップで見える化する

自分のしたいこと、大切にしていることを出すためにマインドマップを使います。
まず、「自分のしたいことマインドマップ」を作ります。

 

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同様に、「大切にしているマインドマップ」を作ります。

書いたのを見てみると、したいことと大切にしたいことが重複していたり関連しているはずです。
それらを鑑みながら、これらに重み付けをしていきます。

重み付けをしていくと、往々にして、売上や利益よりも、家族や子供、ゆったりした時間、出会いなどが上位にきます。

普通、事業計画は売上を上げるために作りますが、ここでは、上位にきている家族や子供、ゆったりした時間、出会いなどを実現していくために事業計画を作ります。
売上や利益は目的ではなく、それを実現するために必要な手段として位置づけるわけです。

例えば、同じ美容院を始めるにしても、「売上や利益をあげるために作った事業計画」と「子供や旦那との時間を充実させるために作った事業計画」では全く異なったものになります。

重要なことなのでもう一度言いますが、
お金の為に起業したのでなければ、売上や利益をあげるために起業して働いても続きません。
続かなければ失敗です。
失敗の多くは、続ける気力がなくなることが原因しています。

しかし、起業しても簡単には上手くいかないのが現実です。
軌道に乗せるまでが一苦労です。

大切なものを守りながら本来実現したかったことを実現させるために働いてこそ、続けることが出来、続けているうちにお客様のことが分かってきて、売上アップの方策が見えてくるのです。

 

 


工藤 英一

About 工藤 英一

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
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