女性起業塾 まとめ編:ファンのような見込み客を多く作っておくことが起業準備

起業準備とは、見込み客を作っておくことです。見込み客といっても、この商品を買ってくれそう・・・という曖昧なお客様ではありません。あなたが勧めたら、必ず買ってくれる人です。女性起業塾では、ファンのような見込み客作りという強力なプリマーケティング勧めています。

そういったファンのような見込み客を多く作っておくことが起業準備です。
このレベルまでくれば、現実的な売上予測ができ、実現可能な事業計画が立てられます。

 

1.自分の良いところを全部集める

まず、自分の良いところを広く、自分の知らないことまで徹底的に集めます。友人や知人、親や兄弟をつかって、自分の良いところを聞き回ります。

良いところ表

女性起業塾では、全くの他人から集める手法を使います。
他者から見た、自分の知らない自分の良いところを集めていきます。
次に、集まった良いところを分類し、3~5つにまとめます。
さらに、まとめた良いこところを、商品を通してお客様に提供すると考え、それに対して「一番喜ぶのはこんなお客様である」というお客様の人物像を考えます。
※ たぶんその人物像は、その良いと思ったところを教えてくれた方と似ているはずです。

顧客像造り

 

 

■そのひとの人物像をできるだけ詳しく作っていきます。

ペルソナ

※この自分の良いところを大々的に集めるのが、ブログやHPであり、Facebookです。

 

2.SWOT分析を実用的に作り込んでいく

お客様像ができあがったら、そのお客様から見た自分の強みや弱みを考えていきます。
自社の環境も、そのお客様の置かれている環境を意識して考えないといけません。
そのお客様がもっと来たくなったり、他のものも欲しくなる、そのお客様がいなくなるリスク、他の店にいくリスクなどを考えていきます。

普通に作ったSWOTを、そのお客様視点から作り直していきます。
例えば、下記のSWOTを、裕福なOLさんから見た場合に修正すると、商店街の中にあることは強みではありません。

swot

 

また、自店の環境も漠然と考えるのではなく、ターゲットとしている裕福なOLさんが今後どうなっていくかと言う視点から考えないといけません。
例えば、この裕福なOLさんの給与が下がったりリストラされたら、コーヒー店もやっていけなくなる可能性があります。環境から考えてその可能性が強いのであれば、他のお客様をターゲット顧客にすることも考えないといけなくなります。

 


 

 

まとめ 

<絶対に失敗しない起業準備の6ステップ>

STEP1 ブログやHPなど他人と広く関われるようにしておきます
STEP2 知人や友人 親や兄弟、他人を使って自分の良いところと悪いところをすべて聞き出しておきます
STEP3 自分の良いところを全部リスト化します
※欠点は良い点の裏返しなので、欠点からも良い点を出しておきます。
STEP4 ブログやFacebookなどを使い、自分のことを尊敬・信頼・共感してくれる(ファンになってくれる)人を見つけます
STEP5 さらに、ファンの中から商品の良さが分かる人を見つけます
※既存の商品がピッタリ合わない場合には、ファン向けに新商品を作ります。
STEP6 そのお客様と関係を深めていき、見込み客になってもらいます
※関係を深める方法としては実際に会うことが重要です。その時、ひとつ上の関係(情報やものやスキルを提供する先生やアドバイザーなど)で会うことがポイントです。そのため、ちいさなセミナーや勉強会、教室などを開くのが良いと思います。

 

起業準備とは、見込み客を作っておくことです。
しかし、見込み客といっても、「商品を買ってくれそう・・・」という曖昧な人ではありません。
この商品をあなたがお勧めすれば、必ず買ってくれるファン的な方です。ここまでできれば、売上が予想でき、現実的(机上の空論でない)な事業計画が作れます。

 

 

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工藤 英一

工藤 英一 について

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
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