ロイヤリティを高める手紙の書き方・送り方

手紙は、筆ペンで大きく短く、前回の御礼、結果に対する感謝、お願いとお誘いを書いて、タイミングよく出せば出来上がりです。最も簡単にお客様のロイヤリティーを上げる、使わない手はないツールです。

 

1.手紙を送るべきタイミング

手紙を送るタイミングは、時間と距離ではかります。

すぐの時:感謝の気持ちや謝罪の気持ち
しばらくたった時:会いたい気持ち
遠くに来た時:どうしているかなと思い出して(※近くに来たときはよって会います)手紙を出すということです。

お買い上げ後や久しぶりに来ていただいた後、すぐに出すことで、誠意が伝わります。
また、遠いところからの手紙は、うれしいものです。
・バッグ屋さんは、ヨーロッパに材料を仕入れに行ったときに、お客様全員にヨーロッパから手紙を書いています。
・都内のレストランのご夫婦は、北海道などのワインセラーに仕入れに行ったときに、お得意様に手紙を書いています。
・時計屋さんも、ヨーロッパにクラシック時計の仕入れに行ったときにお得意様に手紙を書いています。

また、しばらく会っていない時、ふと来た手紙もうれしいものです。

 

■タイミングが遅れても、出すことが大切です

たとえば、宅配ピザが、「注文してから自宅にピザが届くまで1時間もかかってしまったのに、お客様は怒っておらず普通に会計をしてくれた」ということを、翌日アルバイトから聞いた場合、すぐにクーポンを付けてお詫びの手紙を出します。
お客様が気にしていなくても、お店の姿勢を見せることが大切です。こういった姿勢を示すと、お客様のロイヤリティがグッとアップします。

 

 

2.手紙は手書きで書きます

年賀状でも同じですが、印刷だけだと、100枚いっぺんに作ったうちの一枚かと寂しい気持ちになりますが、短くても手書きでコメントが書いてあると、ついうれしくなって読んでしまいます。
ダイレクトメールもチラシでも同じです。先に目を通したくなるのは手書きの部分です。

また、葉書自体も、お客様ごとの趣味や嗜好に合わせて色や模様を選ぶと、もっと喜ばれます。
お礼の手紙を書くことはとてもめんどくさいことですが、 受け取ったお客様はとても喜ぶことを考えると、もっとも簡単なお客様のロイヤリティーを向上させるツールです。

 

■手書き文字が上手に見える書き方のコツ

①筆ペンで書くと、筆ペンで習字っぽくなり字が上手くなります。
文字も大きくなり、文面がすぐに文字で埋っていきます。
もし、筆ペンで書き難い時には、「筆文字風サインペン」を使えば書きやすくなります。
筆文字サインペンの先は、やわらかいゴムで出来ているためバラけないので簡単にきれいに書けます。(文字の味が薄くなるといえば薄くなるのですが、、、)

②文字は大きく書来ます。
大きく書くと文字に勢いが感じられ明るく元気な雰囲気になります。
文字数は少なくすることで、読みやすく、おおらかで明るい雰囲気になります。
太字のペンを使うと簡単に大きく書けます。反対に、細字のペンを使うと繊細で女性らしい雰囲気になります。

③青いペンで書く
正式な書類は黒で書かなければなりませんが、手紙であれば青でも構いません。
手紙の印象が明るくなります。
また、目上のお客様に対しても、青で書いても失礼にはなりません。

④便箋に書く場合
便箋は、改まった手紙を書く場合には白無地を用い、親しい相手に送る場合にはカラーや模様の入った便箋や横書きのものを使います。
お客様への手紙でも、謝罪や契約などに関する場合には白無地を用い2枚以上(文面が1枚で終わってしまう場合には、白紙の便箋をもう1枚つける)にし、季節のお伺いなどの場合にはカラーや模様の入った便箋を使います。

⑤伝えたいことは大きく書く
「感謝しています。」「ありがとうございます。」などの気持ちを表す言葉は、大きく書いて構いません。
強調したい言葉、強く伝えたいフレーズは大きく書いてメリハリをつけます。
気持ちの伝わる文面になります。

 

 

3.朱(しゅ)の印を押しておく

ヨーロッパなどでは蝋(シーリングワックス)を溶かし落とし、手紙に紋章の型(シーリングスタンプ)を捺して付ける場合があります。
同様に、日本では朱色の角印などを押す習慣があります。
朱には、辺りを照らし明るくする意味や転じてご縁がめぐりめぐって自分に返ってくるという意味があり、手紙に押すことで、相手にも自分にも福を呼び込むことができます。
少し高級な朱肉を使って角印を押すことで、高級感が演出できます。

 

 

4.励ます言葉をちりばめる

・感謝の言葉
・楽しい話題
・応援する(「よい結果につながりますように」「お力を存分に発揮できますように」など)
・褒める
・好きな趣味の話題に触れる
・「楽しみにしている」「一緒に行きましょう」などと添える
・文末に健康を気遣うひと言を入れる
・ユーモアを交える

 

 

5.文面の基本形

構成
①前回の行動の御礼
②行動の結果に対する感謝(気持)
③お願い+お誘い
④念押し

<来店の御礼>
拝啓
先日はご多忙中にもかかわらず、ご足労いただきましてありがとうございました。
〇〇様のお人柄に接し楽しいひと時を過ごさせていただきました。
充分なお持て成しも出来ませんが、せめて日頃のお疲れの一つでも癒すことができれば、
仕事冥利と思います。
近いうちのお越しを皆で楽しみにお待ちしております。
敬具

<紹介者へのお礼>
拝啓
先日は○○様をお連れ下さり、とても楽しいひと時を過ごさせて頂きありがとうございました。
貴方様のお人柄と同じように、素敵な方で、皆大変喜んでおります。
また是非ご一緒下さる日を楽しみにしております。
敬具

<ご無沙汰の客へ>
拝啓
春は名のみ、寒さが続いておりますが、お元気ですか。
久しくお顔を拝見いたしておらないこともあり、少し心配致しております。
みな、〇〇様のお顔を拝見したく思っています。
近いうちに是非おいでくださり、近況をお聞かせ下さい。
敬具

 

 

筆ペンでお客様のことを一人一人思い出しながら書いていくことが必要です。 

まとめて何人も書くのは大変なので、

毎日数人のお客様に出し続けることでとても良いマーケティングになります。

 

 

 

 

 


工藤 英一

About 工藤 英一

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
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