新商品開発 第4章5)ヒットメーカーはすごい技術を外から持ってくる

ヒット新商品の開発に成功しているメーカーは、高度な技術や新材料を外部から調達しています。性能を100倍に伸ばす技術や新材料を探すことも新商品開発の仕事です。

 

5)ヒットメーカーはすごい技術を外から持ってくる

ヌレンザ

 

①技術や材料で強みがない場合、他社のを利用すればいいです。

例えば、あの濡れない傘ヌレンザの開発でも、福井洋傘は超撥水の技術や材料を持っておらず、傘を作る技術を持っていただけです。

そこで、地元の生地メーカーに会社に超撥水生地の開発を依頼したのです。

ユニクロの商品の場合にも、肝心な高機能の繊維は東レが開発しています。

 

商品開発で重要なことは、商品の使用感を妄想して、絶対に実現することです。

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技術的に難しいからと言って妥協しないこと。
喧嘩をしてでも、なんとしてでも、技術陣にやりきりさせること。
これが最も大切です。
必要な技術陣を持っていない場合には、外から調達してきます。
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②先端素材探しの情報源を下記に掲載します。 

・「機能材料」 株式会社シーエムシー出版 最新の新素材・新材料テクノロジー情報

・「日刊工業新聞」DB検索

・工業材料 日刊工業新聞
新素材・新材料情報、材料選定技術、材料の応用と加工方法、アプリケーション情報

・『繊維科学』 繊維業界の素材開発や加工技術の動向に関するニュース

・月刊 フードケミカル 食品化学新聞社
マーケティングとテクノロジーをドッキングした技術情報誌

・月刊「製菓製パン」株式会社 製菓実験社

・月刊「加工技術」繊維社  繊維業界の“革新”を支援する生きた総合情報誌

・休刊) 月刊新素材 日本工業出版株式会社 バックナンバーのみ

・個人のブログですが新しい情報が載っています http://zoolbox.net/

・発明プロデュース協会 新素材、新素子の紹介集!
http://www009.upp.so-net.ne.jp/kirax/shinsozi.html

 

 

③事例 (ポリマー、透明な紙、オートジャイロバイク)

■例えば、温度に敏感なポリマーの場合

ファイバーグラスにコーティングした場合、ドライヤーなどで加熱すると形に合わせて変形して固まることが紹介されています。

ギプスに使われていますが、これは、美術品などの輸送時の保護にも使えそうです。

光硬化ポリマー

 

 

■透明な紙が開発されました。

ガラス並みに透明で、紙のように折り曲げることが出来る素材です。

既に、曲がる太陽電池が作られていますが、透明な障子、何度も書き換えられる本やノート、中身の見える包装用紙などに使えるかもしれません。

透明な紙.jpg

 

 

 

■また、オートジャイロを積んだC-1 という倒れないバイクが紹介されています。

2014 年末の発売予定らしいのですが、安全面などを少し工夫すれば、車の運転がおっくうになったお年寄りの、近所のスーパーなどへの買い物に使えそうです。

素材や技術の他に、完成された新商品に付随する新商品を開発することも、ひとつの方法です。

image

 

 


全国商工会議所用小冊子WEB版 「新商品新サービス開発&販路開拓」  目次
第1章 新商品開発の非常識
1)他人が欲しがるものが新商品
2)スティーブジョブスのすごい妄想力?
3)買って使って感動してまでが新商品開発です
4)本当に良い新製品を開発できたと思ったらアメリカで売りましょう
5)新商品のこえるべき3つの絶壁
6)いくら宣伝しても「売れない商品」は売れません
第2章 新商品の販路を切り拓く
1)9つの販路開拓成功物語
2)販路開拓の基本のキ
3)バイヤーに会う方法と小売店に直接売り込む方法
4)東急ハンズとロフトのバイヤーへの売り込み方
5)バイヤーは常にヒットの芽を探しています
6)ヒットするのはバイヤー目線よりお客様目線
第3章 新商品のコンセプトを作る10の方法
1)トレンドを無視してヒット商品はつくれない
2)新商品を開発するときの3つ基本戦略
3)不満・悩みから新商品を考える方法
4)ヒット商品から新商品を考える方法
5)他人のアイディアから新商品を考える方法
6)「変わった使い方をしている方」を見つけて新商品を考える方法
7)ヒットのパターン例から新商品を考える方法
8)オズボーンのチェックリストを使って新商品を考える方法
9)新サービスのコンセプトの作り方
10)キーワードから新サービスを考える
11)最も強力な新商品の開発方法 「すべて真似る」
第4章 すごい製品を開発する
1)新商品開発でどのコア技術を磨けば良いのでしょうか?
2)定食屋さんやケーキ屋さんの新商品開発のコツ
3)常連さんを増やすことをダイレクトに狙った新商品の開発方法
4)新サービス開発を成功させる要
5)ヒットメーカーはすごい技術を外から持ってくる
第5章 すごい製品をヒット商品に仕上げる
1)製品を売れる商品に作り込んでいく
2)90点になるまで絶対にあきらめない
3)新商品のネーミングと隠喩
4)短時間で簡単に誰でも良いデザインを作る方法
5)新商品に高い信頼性をつける
6)正しいお客様をとことん楽しませ話題を作ります

 


工藤 英一

About 工藤 英一

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
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