新商品開発 第5章5)新商品に高い信頼性をつける

ひとは、相手への信頼感の度合いによって受け止め方を変えてしまいます。これは、商品でも同じで、特に新商品では影響が顕著で避けては通れない壁です。

 

5)新商品に高い信頼性をつける  

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お客様に買うと決心してもらうのには

・高い信頼感
・買っても損はしないという不安感をゼロに持っていくこと
・今買わないと損をしてしまうかもしれないという危機感

を用意することが必要です。

ここでは、このうちの高い信頼感を得ることについて考えていきます。

 

①ターゲット顧客が誰の意見や動向を一番気にしているのかを考えます。

企業にたして信頼感を上げるには、有名企業に採用されていることや賞などをとったことが大きな意味を持ちます。

しかし、個人に対しては期待したほどの信頼度アップにはなりません。

特に女性の場合には、その人が「信頼している人」からのお墨付きやオススメが最も力を持ちます。

新しもの好きの友人、よく読んでいるブロガー、人気のお店の店長、大好きなモデルさんなど、○○賞より「○○さん」なのです。

 

 

②信頼感を得る方法はいくつかあります。

■その道で業績を上げている信用第一の堅いところで認められる

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・ホンダやトヨタ、NTTやJR東日本などの信頼第一の有名企業で採用されている
・有名人のオススメ:最近ではお宅系の有名人のオススメが効果的
・アメリカの有名企業で採用:国内の大企業は無名の会社の商品を採用する可能性はほとんどないが、アメリカの企業は性能が本当によければ採用してくれる可能性が高い。

Ex
・JFEスチール(川崎製鉄)に売り込みたければ、先になら海外の大手一流企業 例えば、エクソンやアルセロール・ミッタルなどに売り込む
・サイバーエージェントに売り子いたいなら、先にシリコンバレーの話題の企業やスタンフォード大学、あとサイバーエージェントのアメリカ支社:CyberAgent America Incに先に売り込むべき

 

■コンテストなどで賞を得る 

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○○大臣賞、東京都推薦などは効果がありません。

きちんとその分野で業界の人たちが認めるコンテスト賞を獲らないと意味がありません。

・アメリカの展示会の有名なコンテストで賞をとる
・ケーキ屋やフレンチレストランならフランスのコンテストで賞をとる

 

 

■本場や有名店で修行する

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フレンチやケーキならフランス、イタリアンならイタリア、中華料理なら中国で修行したと聞くと本場の凄い技術を持っているのではないかと思います。

修行したお店自体のレベルも高いと信頼度がさらに上がります。

修行に行く前に国内できちんとした技術を身につけ、シェフとして採用してくれるお店に行かなければいけません。

そして、どんどん実績を上げ、責任ある仕事、レベルの高いお店へと移っていくことが重要です。

そして、日本に帰る直前までいたお店のランクと役職が、日本での信頼感の元になります。

 

 

■地域のお客様、特に女性に買っていただきたいなら

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ママさんならママさんとターゲットを決め、その仲間内で発言力のある人、もしくは、ママさん達に人気のあるブロガー、人気のお店やその経営者、人気のモデルなどに使ってもらい、推薦をしてもらいます。

 

バーミキュラのように、主婦に人気のブロガーにオススメ記事を書いてもらうことが最強です。

しかし、人気ブロガーに商品を贈っただけでは良い記事を書いてはもらえません。

そこで、何人かのブロガーを招待して、目の前で作って試食させたり使わせることで、体験させ直接接することで信頼感を上げていくことをおこないます。

雑誌の記者を招待するのも良いと思います。
フリーの記者は比較的簡単にきてくれると思います。

また、どのブロガーが人気なのか、どのお店やどの雑誌が良いのかなどは、ママさん達の集まりに参加して会話を盗み聞きながらよく出てくる名前や社名を集めていくことで、調べていきます。

 

 


全国商工会議所用小冊子WEB版 「新商品新サービス開発&販路開拓」  目次
第1章 新商品開発の非常識
1)他人が欲しがるものが新商品
2)スティーブジョブスのすごい妄想力?
3)買って使って感動してまでが新商品開発です
4)本当に良い新製品を開発できたと思ったらアメリカで売りましょう
5)新商品のこえるべき3つの絶壁
6)いくら宣伝しても「売れない商品」は売れません
第2章 新商品の販路を切り拓く
1)9つの販路開拓成功物語
2)販路開拓の基本のキ
3)バイヤーに会う方法と小売店に直接売り込む方法
4)東急ハンズとロフトのバイヤーへの売り込み方
5)バイヤーは常にヒットの芽を探しています
6)ヒットするのはバイヤー目線よりお客様目線
第3章 新商品のコンセプトを作る10の方法
1)トレンドを無視してヒット商品はつくれない
2)新商品を開発するときの3つ基本戦略
3)不満・悩みから新商品を考える方法
4)ヒット商品から新商品を考える方法
5)他人のアイディアから新商品を考える方法
6)「変わった使い方をしている方」を見つけて新商品を考える方法
7)ヒットのパターン例から新商品を考える方法
8)オズボーンのチェックリストを使って新商品を考える方法
9)新サービスのコンセプトの作り方
10)キーワードから新サービスを考える
11)最も強力な新商品の開発方法 「すべて真似る」
第4章 すごい製品を開発する
1)新商品開発でどのコア技術を磨けば良いのでしょうか?
2)定食屋さんやケーキ屋さんの新商品開発のコツ
3)常連さんを増やすことをダイレクトに狙った新商品の開発方法
4)新サービス開発を成功させる要
5)ヒットメーカーはすごい技術を外から持ってくる
第5章 すごい製品をヒット商品に仕上げる
1)製品を売れる商品に作り込んでいく
2)90点になるまで絶対にあきらめない
3)新商品のネーミングと隠喩
4)短時間で簡単に誰でも良いデザインを作る方法
5)新商品に高い信頼性をつける
6)正しいお客様をとことん楽しませ話題を作ります

 

 

 


工藤 英一

About 工藤 英一

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
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