新商品開発 第3章8)オズボーンのチェックリストを使って新商品を考える方法

とにかくひとつでも多く、なるべく今までの常識にとらわれないで新商品を考えたい場合には、オズボーンのチェックリストを使って考えることが役にたちます。

 

8)オズボーンのチェックリストを使って新商品を考える方法

オズボーンという方が作った発想方法があります。

下記の1~9の方法があり、それに一つ一つ当てはめていくことで、いくつかの案が作れます。

開発可能かどうか?ニーズがあるかどうか?は別として、とにかくひとつでも多くアイディアを多く出してみるには良い方法です。

 

 

例えば、「新しい防水スプレー」から、オズボーンのリストを使って無理矢理にでも新商品の案を出してみると下記のようになります。


1.他の使い道を探す

飲み会サラリーマン

スプレーする対象を変えます。

例えば、背広やネクタイに塗布する、ペットに塗布するなどが考えられます。

背広やネクタイにつけるのは、宴会でお酒や油がつくのを防ぐため。

ペットにつけるのは、雨の日に濡れないようにするため。

 

 

2.他業種、別分野、過去に似たものを探す

防水シート

防水から考えると、濡れない傘ヌレンザが一番に思い出します。

傘用の防水スプレーもありです。

また、屋上の防水も思い出されます。防水が破れたところにスプレーするだけで簡単に直せ、水漏れをなくし家が傷むのを防ぎます。

 

3.色、形、包装、音、使い心地、臭い、味などを変える

香り

臭いを変えてみます。

スプレーに好い臭いをつけることで、臭いがするうちは防水効果があるとい風にも出来ます。

 

4.大きく、長く、広く、増やしてみる

長さ、高さ、重さ、時間、面積、回数、強度、材料、範囲、濃度、成分、機能、地域、ターゲット、場所、目的など

ニス

■仕様対象を広げます。

布、木、プラスチック、ガラス、コンクリート、鉄に使える多機能防水スプレーがあれば便利です。

■時間を延ばします。

防水効果が1年ももつ長持ちスプレー(塗膜が摩擦に強い)。

 

 

5.小さく、短く、狭く、減らしてみる

長さ、高さ、重さ、時間、面積、回数、強度、材料、範囲、濃度、成分、機能、地域、ターゲット、場所、目的など

スマホカバー

■試用出来る期間を限定することで防水効果を向上させます。

夏場高温多湿用スプレーと冬場の低温乾燥用とつくることで、限定的に高い効果が出る用にします。

■入れ物を小さく薄くします。

防水スプレーの入れ物がスマホのカバーになっていることで、忘れずにいつでもどこでも使えます。

 

 

6.他のモノの代用にしてみる 

透明手袋

ビニール袋の代わりに出来ないか考えます。買った商品に上手くスプレーすると、ビニール袋のように包見込んでくれる。

手袋の代わりにならないか考えます。手全体に集めにスプレーすることで手袋のようになり防水防寒効果がある。

 

7.入れ替えてみる

順番、配置、位置、時間、パターン、レイアウト、やり方、結果と原因

封筒透かす

スプレーの効果を、「防水」から「透けて見える」に入れ替えてみます。

例えば、中身の見えない封筒にスプレーしたら、乾くまでの間中身が透けて見えるようになる。

 

8.逆にしてみる

上下、左右、前後、プラスマイナス、順番、役割、立場、やり方、客観・主観、売り手・買い手、肯定・否定

服汚れ

水分をはじくという機能を、逆に水を取り込むという機能にしてみる。

泥やケチャップなどで汚れてしまった服にスプレーしたら、水分を吸水しながら汚れを包み込んでいき、手でぼろぼろと汚れごと落としていくことが出来る

 

9.何かと組み合わせてみる

小さな傘

布と組み合わせてみます。

広げた布にスプレーすると、形で固まり、小さな傘になる。

 

 


全国商工会議所用小冊子WEB版 「新商品新サービス開発&販路開拓」  目次
第1章 新商品開発の非常識
1)他人が欲しがるものが新商品
2)スティーブジョブスのすごい妄想力?
3)買って使って感動してまでが新商品開発です
4)本当に良い新製品を開発できたと思ったらアメリカで売りましょう
5)新商品のこえるべき3つの絶壁
6)いくら宣伝しても「売れない商品」は売れません
第2章 新商品の販路を切り拓く
1)9つの販路開拓成功物語
2)販路開拓の基本のキ
3)バイヤーに会う方法と小売店に直接売り込む方法
4)東急ハンズとロフトのバイヤーへの売り込み方
5)バイヤーは常にヒットの芽を探しています
6)ヒットするのはバイヤー目線よりお客様目線
第3章 新商品のコンセプトを作る10の方法
1)トレンドを無視してヒット商品はつくれない
2)新商品を開発するときの3つ基本戦略
3)不満・悩みから新商品を考える方法
4)ヒット商品から新商品を考える方法
5)他人のアイディアから新商品を考える方法
6)「変わった使い方をしている方」を見つけて新商品を考える方法
7)ヒットのパターン例から新商品を考える方法
8)オズボーンのチェックリストを使って新商品を考える方法
9)新サービスのコンセプトの作り方
10)キーワードから新サービスを考える
11)最も強力な新商品の開発方法 「すべて真似る」
第4章 すごい製品を開発する
1)新商品開発でどのコア技術を磨けば良いのでしょうか?
2)定食屋さんやケーキ屋さんの新商品開発のコツ
3)常連さんを増やすことをダイレクトに狙った新商品の開発方法
4)新サービス開発を成功させる要
5)ヒットメーカーはすごい技術を外から持ってくる
第5章 すごい製品をヒット商品に仕上げる
1)製品を売れる商品に作り込んでいく
2)90点になるまで絶対にあきらめない
3)新商品のネーミングと隠喩
4)短時間で簡単に誰でも良いデザインを作る方法
5)新商品に高い信頼性をつける
6)正しいお客様をとことん楽しませ話題を作ります

 


工藤 英一

About 工藤 英一

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
This entry was posted in 新商品開発. Bookmark the permalink.

One Response to 新商品開発 第3章8)オズボーンのチェックリストを使って新商品を考える方法

  1. Pingback: 新商品開発 常連さんを増やすことをダイレクトに狙った新商品の開発方法 | 新商品開発 | Qualia-Partners.LLC

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>