新商品開発 第3章9)新サービスのコンセプトの作り方

新しいサービスを開発するときは、新商品開発と同じように真似から始めます。違うのは、お客様のサース利用体験の改善を、ものすごいスピードで繰り返していかなければならないということです。

 

9)新サービスのコンセプトの作り方

airbnb

新サービスの開発も新商品の開発と同じやりかたです。

基本的には、既存のサービスの真似をしていきます。

国内で新しいWEB関連のサービスをみてみると、多くがアメリカや以前にあったサービスの真似をしていることがわかります。

しかし、アメリカやヨーロッパほど流行っていません。

 

ポイントは、
・海外で流行ったサービスも日本では流行らないことが多いこと
・以前廃れたサービスがなぜリバイバルされているのか?
と言う点です。

海外のサービスをそのまま真似しても価値観や習慣の違いから上手くいきません。

逆に言えば、この壁をクリアーできれば新サービスが作れるということです。

また、リバイバルされたサービスと以前のサービスとの微妙な違いをみていくことでも人気サービスの開発のヒントが得られます。

昔、利用者がサービスでも、今は利用者が増えているサービスもあります。

 

微妙な使い勝手の差、小さな差が大きな差になっていることがよくあります。

iphoneやipadでもそうでしたが、利用者の体験(エクスペリエンス)を妥協無く作り込むことが必要です。

さらに、日本人特有の感覚 恐怖感に強く反応する特徴や他人との関係作りが苦手な点などを考慮する必要があります。

 

エクスペリエンスデザイン

 

 

■新サービスの情報源には下記のものがあります

新サービス例1

 

①海外の新しいビジネスの事例はJNEWS.comの海外事例集 http://www.jnews.com/world/wwnews.html にまとまっています。

これを見ていくと、国内の多くの新ビジネスが海外の真似をしていることが分かります。

 

②国内の学生が始めたすごいサービス http://matome.naver.jp/odai/2136222946589703801
この中で、2012年に本の中の心に残ったフレーズを共有するサービスbooklap http://booklap.com/ と言うサービスがリリースされています。
その2年前の2010年には、NHK出版が、電子書籍ビューワーを通じて読書体験を共有できるシェアリーディングサイト「SHARE READER」を公開しています。
なぜ「SHARE READER」は広まらなく、booklapが話題になっているのかと言う点に、新サービス開発のヒントがあります。

 

③アメリカのCoolな最新ビジネス10選 スマホアプリからレストランまで
http://blog.prtimes.co.jp/yamaguchi/2013/01/cool_newbiz/
例えば、ここの宿泊に関するサービス(10. Onefinestay)の低価格版としてairbnb https://www.airbnb.jp/ があります。
3年間で500万泊利用されているそうで、日本でもみんなのマーケット株式会社が「Roomstay」 http://roomstay.jp/ という同様なサービスを始めています。
しかし、利用は多く無いようです。

また、airbnbでの1軒丸ごと貸し出しと同じサービスもあります。
京都の町屋1軒をまるまる貸しだす宿 http://www.kyo-yado.com/stay/data1.html です。
町屋のオシャレな雰囲気を味わうことが出来、成功しているようです。

なぜ「Roomstay」は利用者が少なく、京都の町屋1軒をまるまる貸しだす宿の利用者は多いのでしょうか?
この問題を解決出来れば新サービスが作れます。

 

④また、アイディアだけであれば、新事業プラン投稿サイトが参考になります。
新事業プラン投稿サイト http://bizna.jp/

 

⑤スタート間もないビジネスアイディアを参考にするにはコンテストを参考にします
・第5回 SF Japan Night セミファイナル出場者 http://sfjapannight.com/join/semi-final/
・M-OUT高齢者サービスアイディア コンテスト
【当選者のお名前とアイデア概要】
電話で楽しくおしゃべり出来る相手を探せるサービス
一定の訓練を受けた人を高齢者宅に派遣する傾聴サービス など

 


全国商工会議所用小冊子WEB版 「新商品新サービス開発&販路開拓」  目次
第1章 新商品開発の非常識
1)他人が欲しがるものが新商品
2)スティーブジョブスのすごい妄想力?
3)買って使って感動してまでが新商品開発です
4)本当に良い新製品を開発できたと思ったらアメリカで売りましょう
5)新商品のこえるべき3つの絶壁
6)いくら宣伝しても「売れない商品」は売れません
第2章 新商品の販路を切り拓く
1)9つの販路開拓成功物語
2)販路開拓の基本のキ
3)バイヤーに会う方法と小売店に直接売り込む方法
4)東急ハンズとロフトのバイヤーへの売り込み方
5)バイヤーは常にヒットの芽を探しています
6)ヒットするのはバイヤー目線よりお客様目線
第3章 新商品のコンセプトを作る10の方法
1)トレンドを無視してヒット商品はつくれない
2)新商品を開発するときの3つ基本戦略
3)不満・悩みから新商品を考える方法
4)ヒット商品から新商品を考える方法
5)他人のアイディアから新商品を考える方法
6)「変わった使い方をしている方」を見つけて新商品を考える方法
7)ヒットのパターン例から新商品を考える方法
8)オズボーンのチェックリストを使って新商品を考える方法
9)新サービスのコンセプトの作り方
10)キーワードから新サービスを考える
11)最も強力な新商品の開発方法 「すべて真似る」
第4章 すごい製品を開発する
1)新商品開発でどのコア技術を磨けば良いのでしょうか?
2)定食屋さんやケーキ屋さんの新商品開発のコツ
3)常連さんを増やすことをダイレクトに狙った新商品の開発方法
4)新サービス開発を成功させる要
5)ヒットメーカーはすごい技術を外から持ってくる
第5章 すごい製品をヒット商品に仕上げる
1)製品を売れる商品に作り込んでいく
2)90点になるまで絶対にあきらめない
3)新商品のネーミングと隠喩
4)短時間で簡単に誰でも良いデザインを作る方法
5)新商品に高い信頼性をつける
6)正しいお客様をとことん楽しませ話題を作ります

 


工藤 英一

About 工藤 英一

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
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