新商品開発 第1章5)新商品のこえるべき3つの絶壁

新商品とは、良い材料や凄い加工法がされていて、使ってみたら感動的に気持ち良く、面白い名前だったり斬新なパッケージだったりして思わず友達に言いたくなるものでなければなりません。かなり、厳しいモノです。

 

5)新商品のこえるべき3つの絶壁


新商品が越えなければならない高~い壁には下記の3つがあります。

①信頼される
②感動的に良い使用感
③友人に言いたくなる話題性

 

■信頼される

信頼されるには、実績やブランドが必要です。

無名な小さな企業にとっては、非常に難しいことです。

そこで、よく知られている有名なブランドにのっかってしまいます。

例えば

神戸牛など世界中の多くの人が知っている有名な材料を使ったり、銀座などの有名な場所で販売したりして、有名ブランドを新商品にオーバーラップさせるのです。

最近では、焼肉や鉄板焼き屋さんなら、「A5ランクの牛肉」を使っていると出しただけで信頼感が強まります。

 

 

■感動的な使用感

また、口コミしていただくには、使ってみて「良い」程度の感想では無理です。

「いままで経験したことがない!」といった感動レベルが必要です。

しかし、簡単に「感動するほどすごく良かった」と言ってもらえるものではありません。

いくら頑張って良いものを出しても、お客様の感性や価値観にピッタリこなければ感動するほどにはなりません。

つまり、狙うお客様を絞込み、その絞り込んだお客様の感性や価値観にピッタリで、さらに、期待を越えたものを出す必要があるのです。

お客様を絞り込むことが必要なのです。

 

 

■話題性

一方、話題性を持たすことは比較的簡単です。

例えば、世の中の話題に乗っかる方法があります。

非売品ですが、トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社は、毎年、時流や話題をテーマにオリジナルデザインのブラジャーを発表しています。

例えば2011年なら、“なでしこジャパン”にかけ、トリンプ『なでしこ応援ブラ』を2012春夏トリンプコレクションに公開しています。

今までにも、「婚活ブラ」、「マイ箸ブラ」、「裁判員制度ブラ」などがあります。

さらに、ミスマッチさを「バン!」と出すのも話題になります。

例えば、マッドな感じの黒色のケーキは話題になります。

ESOLA【エソラ】の「黒色のチーズケーキ」(http://cheesecake-esola.com/)ですが、見た目だけだと、一瞬「えっ???」と思ってしまい引いてしまいますが、横には「濃厚で美味しい!」と書いてあります。

思わず友達に「黒のケーキって知ってる?」と確かめたくなります。

これで凄く美味しかったら、絶対に友達に教えたくなります。

 

 

Appleの製品はとても斬新で良い製品です。

しかし、それだけではここまで売れません。

スティーブジョブスの会社だからこそ、そして、いつも発売前から話題になっています。

■スティーブジョブスの新商品発表を見るだけでも、時代が新しくなるような気がしてワクワクします。

 


■全国商工会議所用小冊子WEB版 「新商品新サービス開発&販路開拓」  目次
第1章 新商品開発の非常識
1)他人が欲しがるものが新商品
2)スティーブジョブスのすごい妄想力?
3)買って使って感動してまでが新商品開発です
4)本当に良い新製品を開発できたと思ったらアメリカで売りましょう
5)新商品のこえるべき3つの絶壁
6)いくら宣伝しても「売れない商品」は売れません
第2章 新商品の販路を切り拓く
1)9つの販路開拓成功物語
2)販路開拓の基本のキ
3)バイヤーに会う方法と小売店に直接売り込む方法
4)東急ハンズとロフトのバイヤーへの売り込み方
5)バイヤーは常にヒットの芽を探しています
6)ヒットするのはバイヤー目線よりお客様目線
第3章 新商品のコンセプトを作る10の方法
1)トレンドを無視してヒット商品はつくれない
2)新商品を開発するときの3つ基本戦略
3)不満・悩みから新商品を考える方法
4)ヒット商品から新商品を考える方法
5)他人のアイディアから新商品を考える方法
6)「変わった使い方をしている方」を見つけて新商品を考える方法
7)ヒットのパターン例から新商品を考える方法
8)オズボーンのチェックリストを使って新商品を考える方法
9)新サービスのコンセプトの作り方
10)キーワードから新サービスを考える
11)最も強力な新商品の開発方法 「すべて真似る」
第4章 すごい製品を開発する
1)新商品開発でどのコア技術を磨けば良いのでしょうか?
2)定食屋さんやケーキ屋さんの新商品開発のコツ
3)常連さんを増やすことをダイレクトに狙った新商品の開発方法
4)新サービス開発を成功させる要
5)ヒットメーカーはすごい技術を外から持ってくる
第5章 すごい製品をヒット商品に仕上げる
1)製品を売れる商品に作り込んでいく
2)90点になるまで絶対にあきらめない
3)新商品のネーミングと隠喩
4)短時間で簡単に誰でも良いデザインを作る方法
5)新商品に高い信頼性をつける
6)正しいお客様をとことん楽しませ話題を作ります

 


工藤 英一

About 工藤 英一

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
This entry was posted in 新商品開発. Bookmark the permalink.

5 Responses to 新商品開発 第1章5)新商品のこえるべき3つの絶壁

  1. Pingback: 新商品開発 キーワードから新サービスを考える | 新商品開発 | 商売に必要なノウハウをすべてのひとに!

  2. Pingback: 新商品開発 新サービス開発を成功させる要 | 新商品開発 | 商売に必要なノウハウをすべてのひとに!

  3. Pingback: 新商品開発 いくら宣伝しても「売れない商品」は売れません | 新商品開発 | Qualia-Partners.LLC

  4. Pingback: 新商品開発 90点になるまで絶対にあきらめない | 新商品開発 | Qualia-Partners.LLC

  5. Pingback: 新商品開発 新製品を開発できたらアメリカで売りましょう | 新商品開発 | Qualia-Partners.LLC

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>