新商品開発 第5章2)90点になるまで絶対にあきらめない

行列の出来るお店と普通のお店の商品では、品質にはわずかな差しかありません。しかし、満足度が85点と90点とでは、売上に10倍の差が出ます。だから、新商品開発の目標は90点なのです。

 

2)90点になるまで絶対にあきらめない 

①必ずおこなう試食会や試用会、ベータ版のリリース

試食会

どんな新商品や新サービスでも、必ず、試食会や試用会、ベータ版のリリースを行います。

いきなり完成商品が出てきて、「これでどうだ! 凄いだろ!はい買って!」とはなりません。

試して試して試して、、、作り込んでいく必要があります。

その「試して、結果をチェックして、修正して」の一連の回転がものすごく速いのが、新サービスの開発です。

 

 

②じゃあ、どこまでやればいいのか ?

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では、正式リリースまでに、どこまで新商品のレベルを上げなくてはいけないのでしょうか?

それは、試食や試用、ベータ版の利用者からの感想の満足度が100点中90点になるまでです。

上のグラフを見ていただくと分かりますが、満足度が90点になるとリピーターや買う金額が一気に増えます。

特に、家具や生活雑貨の場合には顕著で、この業種では商品選び自体がお客様にとって大きな楽しみになっています。

同様に、商品選びが楽しみひとつである業種、例えば、服や文具、小物、飲食などでは、満足度が90点を超えないと商売にならないと言うことです。

つまり、試食や試用でも、90点以上にならないと次がないということです。

 

 

③試食や試用そのものが宣伝

 

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90点のレベルまで来ると、ほっといても口コミで新商品は広がっていきます。

上の図で、真ん中にある空白地帯がキャズムの谷と呼ばれているものです。

90点を超えた自店で広報や広告をかけると、キャズムを越えて一気にお客様が増えていきます。

 

新商品が出たとき、最初に新しもの好きな方が買ってはくれます、、、。

しかし、多くの商品はそれ以上にならず、谷を越えられずに消えていきます。

もし、新しもの好きの方が、「これは良い!みんなに教えなくちゃ!!」と思ってくれれば、谷の向こうのアーリーマジョリティーに口コミをしてくれます。

すると、大勢の方が買いに来てくれヒットします。

 

ですから、試食や試用会で、新商品を「これは良い!みんなに教えなくちゃ!!」と思ってくれるほどに成長させなければならないのです。

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このとき、試食や試用しながら修正を繰り返しながらよりよいものを作っている様子をFacebookなどで公表していくと、応援者が増えていき完成版のリリース時には行列が出来るようになります。
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新商品の試食や試用そのものが、強力な宣伝になっているのです。

 

※ もし、80点ぐらいの時点でスタートさせてしまうと、宣伝してもキャズムを越えられず、売り上げるために宣伝を繰り返さなくてはならなくなってしまいます。

 

 


全国商工会議所用小冊子WEB版 「新商品新サービス開発&販路開拓」  目次
第1章 新商品開発の非常識
1)他人が欲しがるものが新商品
2)スティーブジョブスのすごい妄想力?
3)買って使って感動してまでが新商品開発です
4)本当に良い新製品を開発できたと思ったらアメリカで売りましょう
5)新商品のこえるべき3つの絶壁
6)いくら宣伝しても「売れない商品」は売れません
第2章 新商品の販路を切り拓く
1)9つの販路開拓成功物語
2)販路開拓の基本のキ
3)バイヤーに会う方法と小売店に直接売り込む方法
4)東急ハンズとロフトのバイヤーへの売り込み方
5)バイヤーは常にヒットの芽を探しています
6)ヒットするのはバイヤー目線よりお客様目線
第3章 新商品のコンセプトを作る10の方法
1)トレンドを無視してヒット商品はつくれない
2)新商品を開発するときの3つ基本戦略
3)不満・悩みから新商品を考える方法
4)ヒット商品から新商品を考える方法
5)他人のアイディアから新商品を考える方法
6)「変わった使い方をしている方」を見つけて新商品を考える方法
7)ヒットのパターン例から新商品を考える方法
8)オズボーンのチェックリストを使って新商品を考える方法
9)新サービスのコンセプトの作り方
10)キーワードから新サービスを考える
11)最も強力な新商品の開発方法 「すべて真似る」
第4章 すごい製品を開発する
1)新商品開発でどのコア技術を磨けば良いのでしょうか?
2)定食屋さんやケーキ屋さんの新商品開発のコツ
3)常連さんを増やすことをダイレクトに狙った新商品の開発方法
4)新サービス開発を成功させる要
5)ヒットメーカーはすごい技術を外から持ってくる
第5章 すごい製品をヒット商品に仕上げる
1)製品を売れる商品に作り込んでいく
2)90点になるまで絶対にあきらめない
3)新商品のネーミングと隠喩
4)短時間で簡単に誰でも良いデザインを作る方法
5)新商品に高い信頼性をつける
6)正しいお客様をとことん楽しませ話題を作ります

 

 

 

 

 


工藤 英一

About 工藤 英一

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
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One Response to 新商品開発 第5章2)90点になるまで絶対にあきらめない

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