マインドマップでわかるスタッフの育成方法!

マインドマップで他人の頭の中をのぞき込むことができます。お店のスタッフがなんで言うことを聞かないのか、こんなに良い商品なのにお客様が来ないなんて、、、。もし、スタッフやお客様の頭の中を見れたら、育成したり集客するのが簡単にできると思いませんか!

 

1.マインドマップは連想図?

マインドマップのような方法は昔からありました。
さかのぼると、フロイトの精神分析で使われていました。
精神分析では、刺激語と連想語の関連を分析し、潜在意識を顕在化する事によって問題を解明しています。

同じように、マインドマップでも、中心の言葉やイメージから連想する言葉を書き出して広げていきます。出てきた言葉、言葉のつながり、各順番や位置、使う色などによって、描いた人が潜在的に思っていること・考えていること・記憶に残っていることがわかるようになります。

つまり、描いた人の価値観や考え方が見える化されるのです。
そのため、同じテーマについて描いたマインドマップを比べることで、考え方の差や同じ点が明確にできるわけです。

 

 

 2.ウソはつけない

たとえば、面接で使うと便利です。
あなたも「面接したってわからないよ、やる気あるようで、良いことばかり言って、、、」と言って思っていませんか?

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質問 なぜうちで働きたいのですか?
答え 子供に手がかからなくなって働く環境が出来たので働くことに
(本音 子供に費用がかかるようになってきたのでそれを稼ぎたいし近くて便利だし、、、)
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応募者は面接で本音は言いません。
皆さん、面接の前にネットで模範解答をみて練習してきていますので、笑顔でハキハキ答え、前向きでやる気があるように見えます。

実際、短時間で本心をみることは、なかなか出来ないのが現実です。
ある意味、面接はギャンブルになってしまっているのです。

しかし、マインドマップならウソはつけません。
ウソがばれないようにしようとすると、描けなくなってしまいます。

 

 

3.使えるかどうかは価値観で決まるのです

よく、「使えるやつがいない・・・」と言って、能力の高いスタッフを欲しがりますが、、、。
使えるスタッフとは能力の高いスタッフではなく、リーダーの考え方と合っているスタッフのことなのです。
リーダーはスタッフひとりひとりの考え方や価値観を知っておく必要があります。

※能力と価値観の関係性イメージ図   能力✕価値観=行動

image

 

わたしたちは、高い能力が欲しいわけではなく、やって欲しいことをちゃんとやってくれることが欲しいのです。

いくら能力がいくら高くても、考え方が違うと、指示したことと違うことをしてしまいます。
さらに、注意すると、、、もっともらしい言い訳をしてきます。
結局、行動を変えません。
能力が高い分、余計にやっかいなのです。

反対に、経験が少なく能力な低くても、考え方が一緒だと指示したことをちゃんと理解してやってくれます。
この方がよっぽど役に立ちます。
能力は、あとからOJTでつければ良いのです。

能力ではなく、自分の考え方と似ているスタッフを探すことが、必要なのです。
もしくは、仕事中は、スタッフに、自分の考え方に合わせてもらう必要があります。

 

 

4.しかし、スタッフも頭ごなしでは考え方を合わせてはくれません

スタッフも「ひと」です。
いくら「仕事中だけでも考え方を合わせろ」と言われても、、、やる気になりません。

ひとが自分の頼みを聞き入れてくれるのは、相手が自分に恩を感じている場合と相手が自分に信頼感を寄せている場合です。
また、「このひと自分のことを良く理解してくれているな」と思うとき、その人を信頼しますよね!

つまり、こちらの要望を出す前に、スタッフひとりひとりのことをよく理解する必要があるのです。
そのためには、スタッフにマインドマップを描いてもらい、説明してもらうのが一つの方法です。

マインドマップのテーマはいろいろ考えられます。仕事、接客、コミュニケーション、チーム、お得意様、、、

この中で、「仕事」は最も大きな概念であり、ポピュラーなテーマです。
最も使いやすいテーマです。
仕事観が分かると、その人が、仕事ではどのようなことに配慮してどのような行動をしがちかが分かってきます。
※もし、自分の仕事観とあまりにもかけ離れていたら、、、一緒に働くのは無理かもしれません。

 

5.たとえば

1)この方は30代前半の独身の男性で、酒屋の主力スタッフです。

このマップでは、遊びや家族は枝を伸ばせず、利益と営業だけが伸びています。
・「紹介をもらえ売上が伸ばせるかもしれないので、お客様に手を抜かないようにしよう」と思っていることや
・「営業をやったら売上が上がるかもしれない、、、けどやりたくない、、、」と躊躇し、最後は気持ち次第と思っていること
が窺えます。
また、「不安を強い気持ちで乗り越え仕事で成果を上げようと思っている」ことが分かります。
頑張ろうという気持ちで乗り越えるタイプです。

たまに仕事帰りに一緒に飲みに行って目標や夢、仕事の意味を熱く語ることが大切で、密なコミュニケーションでモチベーションを高めることが出来ると思います。

修正1

 

 

2)この方は、20代中頃の男性で、コンビニエンスストアーの社員です。

枝がすべて気持ち(うれしい、悲しい、怒り、つらい)で表わされています。
基本的にネガティブな気持ちになりやすく、感情的に店長や他のスタッフとぶつかることが多くみられます。
「なんで店長は分かってくれないんだ、、、」というのが口癖です。
また、お客様からもクレームされやすい感じがあります。

マップから、「怒られたり失敗すると悲しく、お客様や上司に理不尽に怒られると頭にきて、その上疲れる」と感じています。
また、嬉しいことは、仕事が上手くいき、褒められ、給料をもらえることです。

これらから、この方には、褒めながら指導していくことが必要だということが見えてきます。
一方、自分でも成功体験を積んでいきたいとは思っています。
ですので、少し頑張れば出来る仕事をさせ、小さな成功体験数多く積ませていくことがポイントになってきます。

小さな成功体験数多く積ませることでネガティブなスタンスを変えると、失敗やトラブル、クレームが減ってきます。

修正2

 

 

 3)この方は、20代の後半の男性で、コンビニエンスストアーの店長を任せられています。

まじめで大人しい方なのですが、上司の社長に「報告や連絡、相談をしない」と不満に思われてしまっています。

社長は、「報告や相談をしないので、仕事が分かっていないんじゃないか」と思ったこともあるそうなのですが、マップを見てみると、自分の仕事を分野ごとに系統立ててよく把握していることが分かります。
このマップの特徴は、仕事はキチンと枝が出ているのですが、気持ちについての枝や言葉が出ていないということです。
仕事に感情を挟まず、黙々と合理的に処理していく傾向があるようです。

この店長からみたら、「言われたことはキチンとこなしているので,問題がないかぎりいちいち報告や相談をするのは、社長の仕事の邪魔をするだけ」と思っているのかもしれません。
また、一つ前の感情を重視するお店のスタッフが店長に不満を感じているのも、この合理性が原因しているのかもしれません。
たとえば、スタッフがひとりでお店に残ることになって心細く思ってたり相談にのって欲しいときも、時間になると帰ってしまいます。

もう一つ、上司やスタッフの気持ちに配慮出来るようになると、良い店長になると思います。

修正3

 

 マインドマップをスタッフに描いてもらうと、スタッフが仕事や接客について考えたり思っていることの一部が出てきます。この一部を見ただけでも、特徴が良く出てきており、

・スタッフを理解することが出来、どのように育成したら良いかが見えてきます。
・また、自分のマインドマップと比べることで、自分とスタッフと両方を良く理解でき、どうやったら自分の指示や考えが伝わるのかが、方策が見えてきます。

やってみれば面白さと効果が体験できます!

 

 

 

 


工藤 英一

About 工藤 英一

Qualia-Partnersの代表の工藤です。ゼネコンの研究員から会社経営を経てコンサルタントになりました。自身の経験から、リピーターとの関係を深めお得意様を増やしていくことを強く勧めています。
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